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■「やれるものならやってみろ」の恐ろしさ

 
ナメクジを食べた男性が食べた
後から体が麻痺して、死亡をしたと
いう報道がありました。
 
 
 
なぜ食べたのか・・・
「やれるものなら食ってみろ」という挑発にのった
からだそうです。
 
 
 
寄生虫が原因ということで
理由ははっきりしている
そうですが、あまりに衝撃的な
ニュースで気持ちが凹みます。
 
 
 
ちょっとした挑発にのって
痛い目をみるということは
労働災害でも起こります。
 
 
 
危険な行為とはわかっていても
自分に限っては大丈夫だと
判断してしまったという
労働災害を何件も見てきました。
 
 
 

慣れている業務で発生することが多い

 
日常の業務の中で、習熟度が
上がってくると、何となく
冒険をしたくなる気持ちは
わかります。
 
 
 
特に上司や先輩が自分よりも
精度の高い仕事をしていると
その領域に達したいという
こともあるのでしょう。
 
 
 
高いレベルに達するまでに
危険と隣り合わせの業務と
いうのは少なくありません。
 
 
 
上司が言った
「まだまだだな・・・」の
発言に火がついて、
 
 
 
思い切ってやってみたら
大きな労働災害という
ことが現実にあるのです。
 
 
 
災害防止の観点からすると
従業員の成長を促すことに
計画・対策・注意が必要
になります。
 
 
 
「俺たちの若いときは自分で
考えてなんとかしたものだ」は
ただ偶然何もなかった武勇伝を
話しているにすぎません。
 
 
 

災害が起こった後で家族に説明に行く状況を考えよう

 
大きな労働災害が発生すると
自ずと会社と被災した従業員の
家族との接点がでてきます。
 
 
 
失意の底にある家族であっても
「なぜ災害が起こったのか?」という
ことは知りたいものです。
 
 
 
そこで、
「一緒に働く従業員の挑発に
のって発生しました」と
説明しなくてはいけない立場も
非常に辛いですし、
 
 
 
聞く側の立場に立っても
憤りを感じざるを得ないものと
なることは容易に想像できます。
 
 
 
日常の業務における適切な
労務管理が重要です。
 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年11月7日掲載-632)
 
※ 写真はイメージです