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■あだ名があだになる

 
学校の先生が生徒に向かって
あだ名で繰り返し呼ぶなど
したことで生徒が不登校に
なったとの報道がありました。
 
 
 
子ども同士のあだ名というものは
遠慮のないものもあり、筆者は
ストレートに「デブ」と言われて
いました。
 
 
 
言葉通り太っていたので仕方がない
のかもしれませんが、言われる側は
傷つくという気持ちはよくわかります。
 
 
 
これは社内でも同じことで
大人通しでもあだ名で呼ぶことが
人間関係を悪化させ、
 
 
 
パワーハラスメントを指摘されたり
退職を決断する従業員が出てくる
など悪影響を出すことがあります。
 
 
 

就業規則であだ名を禁止とするべきか

 
あだ名で呼ぶことのすべてが
悪いということではありません。
 
 
 
会社によっては、あだ名が円滑な
コミュニケーションを促進して
人間関係を良好に保つことも
あるのです。
 
 
 
呼ばれる本人がそれを心地よいと
思っていれば良いのですが、
本人の意に反するあだ名で呼ばれる
ことは苦痛でしかないはずです。
 
 
 
よって会社の方針によって決めていく
ことになりますが、
■あだ名で呼ぶことの全面禁止
■あだ名の一部制限(相手を傷つけるあだ名への警告)
■あだ名の義務(安易に決めないこと)
 
 
 
対応をするならこのいずれかで
他には何も触れないという選択肢も
ありますね。
 
 
 

あだ名で呼んでいる側の自己満足でしかない場合は指摘をすることも

 
呼ぶ側は親しみを込めたとか
敬意をもって呼んだと言ったと
しても、
 
 
 
相手が嫌だと思っていたら
呼ぶ側の気持ちはまったく
伝わらないことになります。
 
 
 
あだ名の呼び名が明らかに
不適切であったり、呼ぶ側の
自己満足でしかない場合は、
 
 
 
はっきりと指摘をして注意する
ようにしましょう。
自己満足だけのあだ名から
パワハラなどに発展することは
よくある事例です。
 
 
 
あだ名があだとなってトラブルを
招かないようにしましょう。
 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年11月8日掲載-633)
 
※ 写真はイメージです