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■2019年は2018年以上の上げ幅か~最低賃金の改定~

 
経済財政諮問会議の中で
消費税の引き上げに伴う
最低賃金の引き上げについて
議論されたことが報道されました。
 
 
 
経済情勢を注視という言葉が
あるものの、上がることを
前提とした話がかなり進んで
いることから、
 
 
 
まだ上がって間もない最低賃金の
来年の改定に関する話題も
出てくるのでしょう。
 
 
 

実質的な所得の減少

 
消費税が上がるだけでは実質的な
所得が減少して消費が低迷する
ということはよくわかります。
 
 
 
消費税が5%から8%に上がる
時にも同じ議論がありました。
 
 
 
確かに2%という数字は家計の
負担を大きくするのでしょうが、
これについて
 
 
 
消費税引き上げと同じタイミングで
最低賃金を上げる
という何とも
言い難い対策が表明されました。
 
 
 
このままいくと来年は通常の
引き上げに加えて、消費税相当分の
引き上げまで議論されると
 
 
 
昨年以上の引き上げ額という
ことも十分に見込まれるような
展開になっています。
 
 
 

月給の従業員に関する最低賃金の確認を

 
大幅な最低賃金の上昇が続く中で
少しずつですが、蓋を開けたら
月給制の人が最低賃金違反という
状態を招くようになってきました。
 
 
 
なかなか本人には伝えにくいのは
差額の支払いというよりは、
従業員が最低賃金で働いているという
自覚を持ってしまうこと
のよう
ですね。
 
 
 
最低賃金法違反は、労働基準監督署の
調査で非常に厳しい対応をされます。
 
 
 
書類送検が多い事案でもありますから
気づかなかったではなく、先にチェックを
しておきましょう。
 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年11月12日掲載-637)
 
※ 写真はイメージです