■新卒の求人応募がなかった中小企業は未来を見せることができていないかもしれない
求人難に拍車がかかり
いよいよ1名の応募もない
という会社も出てきています。
就職希望者の数と比べて求人数が
圧倒的に多く自身が就職する会社を
数十社から選ぶことができる学生も
少なくないことでしょう。
つまり数十社の中で
1位にならなければ入社を
してもらえないわけですから
新卒の入社が1名もいない
会社や、そもそも新卒の応募が
1名もいない会社が出ることは
不思議な話ではありません。
迷う学生は最終的に「規模」で選択する
大企業への就職にこだわる
のではなく、中小企業も
選択肢として考えていても
給与や休日が同じであれば
選択をしてもらえるのは
ないかと思ってしまうところ
ですが、
迷った結果は「規模の大きい会社を
選ぶ」という傾向があるようです。
必ずしも大企業に就職することが
幸せにつながると筆者は思いませんが、
もし自分の家族が迷っていたら
規模の大きい方が漠然とした
安心感はあると考えてしまう
でしょう。
現実的に福利厚生や退職金は
すべてとは言いませんが、規模に
比例するものがあることから、
雇用契約書に記載をする
労働条件で勝負をしたら
中小企業は分が悪いことは
間違いありません。
応募してくる人たちに「未来を見せる」ことが大事
人生にはそれぞれの価値観があり
多様な生き方も認められる社会に
少しはなってきたのでしょうが、
そのような中でもやはり
車の購入・結婚・出産・家の購入
など人生のイベントと称される
ものができるかどうかという
ことは考えることがあるでしょう。
自分が入社するか検討をして
いる会社の社員が見るからに
疲弊をしていたらそれは
入社する訳がありません。
応募者に価値観を押しつける
必要はないので
あくまでも紹介として
結婚をしている従業員が多いとか
皆がマイホームを購入しているとか
自分も入社したらこういうことが
可能なのだと未来を見せる
ことは求人の努力として
必要でしょう。
加えて会社が胸を張って
労働基準法などの働くための
法令を守っていると言えることが
応募者の心を捉えることは
間違いありません。
なぜ来ないの??と思っている
だけではなく、未来を見せることが
できる就業環境を創りましょう!
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2018年12月9日掲載-664)
※ 写真はイメージです