■できる人に仕事を集中させるとこういった訴訟問題が起こってしまう
どこの会社でも起こり得ること
ですよね。
できる人に仕事が偏る問題
です。
これからの働き方改革で
特に残業規制関係の壁と
なることが想定されるため
「よろしく」では
済まされない問題になって
いきます。
そして仕事の偏りが過度に
なり、事故を起こしたことで
会社が提訴された事案の
報道がありました。
事故を起こしたのはアルバイトだった
今回の報道の事案で提訴をした
のは正社員ではなく、
アルバイトだったようです。
アルバイトというと仕事の融通が
ききそうなイメージですが、
人手不足の社会では社員だ
アルバイトだは関係がない話
となっています。
人手不足をまかなうために
1カ所で12.5時間働いた後で
別の事業所に行こうとして
事故を起こしたという状況で
示談金の額は・・・
５００万円
と高額なものとなっています。
できる人に仕事が集中していると
感じたときにいかにその状況から
解放してあげられるかが
こういった労務問題を
起こさないための
分岐点となります。
社員だから良いということではない
社員だから仕事の偏りが集中
しても良いということでは
ありません。
アルバイトやパートが不足して
いる時に、社員がそのカバーをする
という状況があるかもしれませんが、
社員が過労の状態で移動をして
いる時に事故を起こした場合も
今回と同じ状況を招きます。
事故が起こった後からだと
どうすれば良かったと見えて
くる対策を打たないことが元凶と
なりますので
事故が起こったならばどのような
動きをするかを想像して、対策を
打つようにしていきましょう。
お問い合わせ電話番号：０５２－４１４－５６０３（2019年1月17日掲載-703）
※ 写真はイメージです