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■働きやすい会社を目指して新しい手当を創設するなら「期間限定」も検討をしてみて

 
人手不足に拍車がかかって
くると人材の確保を目的とした
給与の改定をする会社が
出てくるはずです。
 
 
 
特に他社にはない手当という
ものを創設して自社だけの
強みを作るということもある
でしょう。
 
 
 
とても良いことですが、
給与は一度支給したら簡単には
止められない
ため、
 
 
 
思い切って始めたことが
将来的に足かせになる
こともあるのです。
 
 
 
勢いだけで支給を決定する
のではなく、
リスクとなる可能性がある
のであれば、
 
 
 
試験的に実施するという
方式がおすすめ
です。
 
 
 

試験的実施の選択肢のひとつは「期間限定」

 
試験的に実施する選択肢は
いくつかありますが、
わかりやすいもののひとつは
「期間限定」です。
 
 
 
手当を創設した日から3年間
というように廃止する時期も
決めておくというものです。
 
 
 
注意点は
時限であることに徹する
ことで
 
 
 
例えば、安易に継続をすることを
約束してしまうとか、
雇用契約書に中途半端な記載
もしくは記載しないとか
 
 
 
細かい点まで曖昧にする
ことなく運用する
ようにしましょう。
 
 
 

支給により影響する事項も確実に押さえておこう

 
例えば新しい手当を支給すれば
残業代の単価が変わります。
 
 
 
支給の状況や金額によっては
社会保険の随時改定に該当を
することも考えられます。
 
 
 
定着を高めることを目的として
開始するのに
一方で法令違反があっては
創設したことが逆効果に
なりかねません。
 
 
 
ひとつひとつのことを
丁寧に対応して
働きやすい会社を目指して
いきましょう。
 
 

本日のブログのポイント
■試験的な新規創設の手当は丁寧かつ徹底した管理・運用をこころがけよう

 
 
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※ 写真はイメージです