■外国人労働者が労災に遭ったらそれはそれは肝を冷やす思いをするようです
外国人労働者がケガをした
時には、日本人の従業員が
ケガをした時とはまた違った
心配が頭をよぎるようです。
家族から文句を言われたら
どうしよう・・・とご経験のある
社長からその時の素直な
気持ちを聞かせていただき
ました。
事故の状況からは奇跡と言える
ほど軽傷ですんだため
障害なども残ることなく
現場復帰ができたとのことですが、
職場に復帰できなくても不思議
ではないものだったそうです。
外国人労働者の労働災害が
増加していることをふまえて
厚生労働省が安全衛生教育に
関するお願いのリーフレットを
公表しました。
言葉の壁が事態を悪化させることも
例えば「危ない」と大きな声で
叫べば、多くの日本人は何か
差し迫った危険な状況がある
ことがわかるでしょう。
ところが「危ない」という言葉を
理解しきれていない外国人労働者が
いると
その危ないという警告はまったく
通じないものとなってしまいます。
リーフレットにも記載がありますが、
■母国語など外国人労働者がわかる言語での説明
■必要な日本語や基本的な合の習得
これらが鍵となってくるでしょう。
労働者死傷病報告(労働安全衛生規則様式第23号)の様式が変更に
平成31年1月8日より
労働者死傷病報告の様式が
変更となりました。
外国人労働者が被災をした
ことを報告する場合には
■国籍・地域
■在留資格
このふたつを書くこととなりました。
厚生労働省も外国人労働者の
労働災害を危惧していることが
うかがえる様式変更ですから
外国人労働者に対しては
災害防止の活動を強化して
無災害を目指しましょう!
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2019年1月30日掲載-716)
※ 写真はリーフレットの1ページ目です