■働き方改革~平均80時間の残業&休日労働のチェックは常にチェックを続けていくことが必要~
時間外労働の規制が始まると
2ヶ月から6ヶ月のおける
時間外労働と休日労働の
時間数の合算が平均で80時間
以内となっているか確認が必要です。
そもそも80時間を超えている
こと事態が会社にとっては
リスクなので避けたいところですが、
繁忙期などやむを得ない状態で
あるとするならば、
労働基準法違反とならないように
管理していきましょう。
36協定の期間は関係なく常に管理し続けなくてはならない
厚生労働省が公表した
労働基準法Q&Aには
この平均の管理について
36協定の期間かどうかが
書かれています。
厚生労働省の見解は
36協定の対象期間にかかわらず
計算する必要ある
としています。
管理担当者としては、個々の
従業員について2ヶ月から6ヶ月の
平均を管理することは骨が折れる
作業となるでしょうから
なるべく管理のしやすい状態と
なるように従業員にも協力を
求めると良いでしょう。
平均の管理という意味での安全圏は「常に合算で80時間以内」とすること
この平均の管理を何とかやらずに
済む方法はないかと考える方も
多いことでしょう。
この平均の管理だけとりあえず
クリアをするという視点で
見れば
すべての月において時間外労働ど
休日労働を合算して80時間以内
としておくことです。
もちろん時間外の特別条項の
適用など管理をすることから
逃れることはできませんが、
平均を算出して管理をしていく
という作業は回避できます。
労働基準法違反をしていると
従業員が情報提供や指摘を
する時代です。
先手を打って管理をしている
といえるようにしておきましょう。
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2019年3月21日掲載-766)
※ 写真はイメージです