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■「私は仕事が遅いから残業代はいりません」は後から請求されれば支払いが必要となる

 
「従業員自身が以前は残業代が
いらないと言っていた」のに
後から残業代を請求された経験が
ある経営者の皆さんもいるのでは
ないでしょうか?
 
 
 
本人がいらないと言った段階で
どのような状況になっても
その支払いをする必要がない
ということはありません。

 
 
 
その時は偶然が重なって
本来は支払いが必要な残業代が
請求されなかっただけ
です。
 
 
 
本人が在職中には残業代をいらない
と言っていても、
退職後に請求をしてきた段階では
支払うよう労働基準監督署の指導を
受けるというケースはよくあります。
 
 
 
従業員の「いらない」はあっという
間に手のひらが返されると考えて
おいた方がよいくらいです。
 
 
 

支払わないなら帰宅させることが効果的

 
会社は残業をしてほしいと思って
いないということであれば
終業時間となったら帰宅を
させることが効果的
です。
 
 
 
その際に家に仕事を持ち帰って
やることがないようにしておけば
やれることはやったといえる
でしょう。
 
 
 
中には最初から退職時に請求する
ことを決めていて、
証拠を着々と集めている人もいます。
 
 
 
こうなってくると証拠をどれだけ
集めて請求をしてきても、
未払いがないと言えるだけの
根拠を持ち合わせておく必要が
会社にはある
のです。
 
 
 
その根拠を持ち合わせるためには
支払いをしていない部分は注意して
帰宅をさせることです。
 
 
 
そこに5分・15分・30分と
時間差があればあるほと隙と
なります。
 
 
 
1人の従業員が請求をすると
次々と広がっていく性質のあるもの

ですから日ごろの管理が大切です。
 
 

本日のブログのポイント
■結果として勤怠の記録があるのにそれに相当する残業代が支払われていないと未払いということにあるため、支払わないのであれば帰宅させるようにしましょう。

 
 
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※ 写真はイメージです