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■同じ業界が相次いで労働基準監督署の是正勧告を受けることは今も昔も変わらない

 
芸能事務所に対して相次いで
労働基準監督署が是正勧告の
指導をしたことが報道されました。
 
 
 
ひとつの指導事案が悪質と判断
されると、
同じ業界では同様のケースが
あるのではないかと立て続けに
同じ業界が調査される
ことがあります。
 
 
 
市民病院で過重労働による
労災が発生したときには
市民病院や医療機関の調査が
全国的に行われ報道が出ましたし、
 
 
 
現場監督が過重労働による
労災が発生した時には
建設業が調査の対象と
なりました。
 
 
 
ひとつの事案が同じ業界に
波及して調査が行われることは
今も昔もかわらない
ことです。
 
 
 

普段から業界の労務管理の特性・弱点を自覚しよう

 
上記の通り業界に特化して調査が
行われる目的は、
同じ業界では共通する特性と弱点が
あるから
です。
 
 
 
残業が多い業界というのは
共通して残業が多く、
長時間労働の指導内容は
ほぼ同じ内容で指導される
ということになります。
 
 
 
業界ではあたり前のことだと
しても、
労働基準法の枠に当てはめて
判断がされるのでもどかしい

こともあるでしょうが、
 
 
 
いかに労働基準法に寄り添って
労働基準監督署からの是正指導を
受けないような体制にするかが
 
 
 
労務管理のポイントとなる業界も
多数ありますので、
自社の業界を冷静に分析して
対応を検討すると良いでしょう。
 
 
 
労働時間制度のどれが適して
いるのかということも
再検討する必要があります。
 
 

本日のブログのポイント
■自社の業界に対して労働基準監督署が指導をした報道が出たときには要注意です。

 
 
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※ 写真はイメージです