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■働き方改革に逆張りの発想を~「従業員が○○してくれない」会社は逆張り制度導入の検討をすると良いかも~

 
有給休暇を3日以上連続で
取得したら3万円を支給する

働き方改革の一環として制度を
試験的に導入した会社に関する
報道がありました。
 
 
 
有給休暇を取得する=マイナスイメージの
経営者が多い中でまさに逆張りの
発想による導入ですね。
 
 
 
筆者が職員に対してこの制度を
できるかといえば、
躊躇してしまいますヾ(・ω・`;)ノ
 
 
 
有給休暇を100%消化を奨励
しているということで
満足していては「働きやすい」とは
言えないのかもしれないですね。
 
 
 
この逆張りの発想による制度の
導入は、社内のイメージを
大きく変化させる効果があります。
 
 
 

残業代を削減したら賞与で支払う

 
報道などでも紹介されていますが、
残業代を削減したらそれを原資として
賞与を増額するというものです。
 
 
 
非常に良いことですが、この制度
運用の方法によっては、
社内のイメージを悪化させることも
あります。
 
 
 
残業代を削減して確保された原資を
どれだけの割合で従業員に還元するか?
これが分かれ道
となります。
 
 
 
もうおわかりの方もいらっしゃる
と思いますが、
確保された原資の全額を従業員に
還元すると逆張りの発想に磨きが
かかる
のです。
 
 
 
一方で「○割は皆さんに還元します」と
限定をしてしまうと
 
 
 
「なんだ会社のために結局は働き方
改革と言っているだけか・・・」
となってしまうという流れです。
 
 
 
せっかく逆張りの発想で良いことを
したつもりが、
モチベーション低下という最悪の
結果を招くこともあるので
 
 
 
逆張りの発想は懐深く導入する
ようにしましょう。
 
 
 

誰がフォローをしてくれているのかこの認識を社内に浸透させること

 
特に有給休暇に関する逆張りの
制度の副作用は、
その間他の誰かがフォローを
しているということです。
 
 
 
フォローをしている周囲の人材が
あってこその制度導入なので
 
 
 
従業員の皆が支えあって制度の
運用が成り立っていることを
社内に浸透させておきましょう。
 
 
 
そうしないと一方的に制度利用は
するものの、他の人が制度を利用
する時には協力しないというような
事態が発生してしまいます。
 
 
 
制度を導入する際に副作用の確認と
それをフォローする認識があるのかを
確認と検証を重ねて実施する必要が
あります。
 
 

本日のブログのポイント
■従業員の期待を上回る逆張り発想の制度導入は組織を活性化させます

 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2019年4月20日掲載-796)
 
※ 写真はイメージです