■連休明けの退職の申し出は落ち込んでも仕方がないので前向きに~どこに不安や不満を感じての退職かは押さえておこう~
連休明けは退職の申し出が
多い時期です。
退職手続きの代行業者のニーズが
増加するのですから
それだけ退職の申し出を苦労する
ものだと考えている人が多いと
いうことですね。
連休中に自分を見つめ直した結果
転職をしたり、新しい道を歩みたい
という決断をしたということですから
「なぜうちの会社は辞める人が多い
のだろう?」と落ち込んでも仕方が
ありませんので
自社のどこに不安や不満を感じて
退職の決断をしたかについては
押さえるようにしましょう。
給与額・休日数は人を惹きつける条件で求人を出しているもの
連休中に求人を検索していて
他社の求人の労働条件が現在より
良いということで決断をする人が
多いと思います。
求人をするにあたり、給与額や
休日数を魅力的なものにしている
後発の労働条件ですから
これらを意識した労働条件の変更を
していない限りは、
自社との比較をした上での退職は
珍しいことではないので
なかなか正直に言っていくれる人は
少ないと思いますが、
自社の今後の参考として、聞くことが
できると今後の方向性を検討できる
かもしれません。
いち早く取り組むべきは「自社で働く価値」を示すこと
残念ながら給与額や休日数の
引き上げは、
一時的な効果しかありません。
どれだけ引き上げたとしても
「もう少し給与が高くてもいはず」
「もう少し休日数が多いのが普通」
ということで不満が募っていくもの
です。
よって働くということに対して
いち早く取り組むべきは、
自社で働く価値を示すことです。
なぜこの会社でなくてはいけないのか?を
示さないと条件だけの勝負になって
しまいます。
ここでしかできないこと
ここで何かが実現すること
ここで幸せの発信ができること
ここで自身の幸せが担保されること
価値を示すことができる分野は
たくさんありますから
どこかで価値を示すことができれば
賛同する方が集まってきます。
退職者に落ち込むのではなく
新しい出会いのために価値を
示すようにしていきましょう。
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2019年5月8日掲載-814)
※ 写真はイメージです