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■時間給を引き上げする時に立ちはだかる壁「今までのことはどうなるの?」の対応方針は決めておこう

 
ZOZOが行った時給最大1,300円の
アルバイト募集が応募殺到により
3日で打ち切りとなったことが
報道されました。
 
 
 
時間給の上昇も最大で30%と
インパクトがあるものに加えて
ZOZOという会社で働きたいと
いう人が多いこともあるのでしょうね。
 
 
 
時間給の大幅な引き上げが
求人において魅力となることは
間違いありませんが、
 
 
 
一部の従業員から引き上げに伴い
「今まではどうなるの?」という不満が出るという
弊害を招く
ことがあるでしょう。
 
 
 

「これからは上がるから良い」は理解を得ることができない従業員もいる

 
会社としては、給与が上がること
だから従業員にとって良いことと
考えて実施するわけですが、
 
 
 
今まで長い間勤めているにも
かかわらず、これから上がると
言われても
 
 
 
過去のものが上がらないのは
納得がいかないということで
理解を得ることができない
従業員もいます。
 
 
 
引き上げにより、これから入社する人と
同じ時給というのが嫌だ
とか、
 
 
 
私の方が勤続年数が長いのに
最近入社した人と差がないのは嫌だ

ということが起こります。
 
 
 
どこまで既存の従業員に配慮を
した制度設計にするかですが、
 
 
 
事前に決めておかないと
対応にブレが生じるため
 
 
 
泥沼化してしまうことも
ありますので、
事前に決めておくことが
良いでしょう。
 
 
 

同一労働同一賃金の流れを意識した制度設計を

 
働き方改革の一環として
同一労働・同一賃金の問題が
各社の課題となってきます。
 
 
 
なぜ給与額が違うのかについて
納得できる説明を用意する必要が
あるため
 
 
 
時間給を変更するについても
どういう業務をどのレベルまで
やっているか
 
 
 
これを考えて制度に反映をさせて
いくと良いでしょう。
 
 

本日のブログのポイント
■過去に対する対応方針は事前にきめてぶれない対応をしましょう

 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2019年5月15日掲載-821)
 
※ 写真はイメージです