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■愛知労働局は平成30年にどのような調査と申告に対する対応をしたのか

 
愛知労働局が平成30年に行った
調査と労働者からの申告への
対応について公表しました。
 
 
 
■調査を実施した事業場数・・・7142事業場

■労働者からの申告に対する対応・・・1,651件
 
 
 
もっと増えるかと想定をして
いましたが、
 
 
 
労働基準監督官の人手不足で
あったり、
指導事項に根気が必要なケースが
増えているのかもしれません。
 
 
 
とはいえ、現実に愛知県では
7,000事業場を超えるものが
少なくとも調査にあたると
いうことであり、
 
 
 
従業員が労働基準監督署に
相談にいくと
違反の事実を確認する調査が
行われる
ということですから、
 
 
 
日ごろの労務管理の成果が
調査の結果、指導を受けるとか
受けないということに
繋がります。
 
 
 

法令違反の筆頭は「労働時間」「休日」

 
労働基準監督署の調査で
どこの指導を受けることが
多いかとなると
 
 
 
昔からほぼ変わらず
「労働時間」と「休日」ですね。
 
 
 
公表された資料から見えてくることは
■36協定をそもそも労働基準監督署に届出していない
■36協定の届出はしていても内容が遵守できていない
このふたつが挙げられてます。
 
 
 
つまり
36協定に関する調査は必ず
行う
ということです。
 
 
 
改めて自社の36協定の状況を
確認しておきましょう。
 
 
 

健康診断についても違反の割合が高い

 
健康診断に関する違反の割合が
高いことが特徴として出ています。
 
 
 
事例には健康診断をやっていない
ということが挙げられていますが、
 
 
 
取り組みが手薄になりやすいのが
所見のあった者について
医師の意見を聞くこと
です。
 
 
 
企業規模に限らず、やることが
求められていますので
 
 
 
漏れのないよう毎年実施をして
管理していきましょう。
 
 

本日のブログのポイント
■労働基準監督署の調査において平成30年の傾向から36協定の調査は必ず行われると考えておきましょう

 
 
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※ 写真は公表された資料の1ページ目です