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■ウソの申告による残業代の不正受給は他人事ではない~勤怠に無関心な会社ほど起こるもの~

 
消防職員がウソの申告をして
残業代を不正受給していた
事案の報道がありました。
 
 
 
取り立てて珍しいことでもなく
多かれ少なかれ多くの会社で
気づかないうちに発生している
ものと思われます。
 
 
 
どのような会社で発生しやすいかは
傾向があって・・・
従業員の勤怠に無関心な会社
です。
 
 
 
無関心だから気づかないので
だんだん不正額が大きくなって
それでも気づくことなく
 
 
 
心を痛めた内部の従業員から
内部告発があってはじめて
気づくということすらあります。
 
 
 
ウソの申告や不正受給を
なくすもしくは少なくしたいので
あれば、
 
 
 
まずはそれぞれの従業員の
勤怠の特長や傾向に
興味をもつようにすることです。
 
 
 

何をやるために残業をしているのかを確認して各日の上限を決めること

 
ウソの申告による残業代の
不正受給は、無関心が原因の
ひとつなので、
 
 
 
何の仕事のために残業をしているかや
その仕事を終えるために何時間かかるかが
本人任せになっています。
 
 
 
本人任せになっていれば、
ゆっくりマイペースでやっても
残業代は出すしかないという
結論になってしまいます。
 
 
 
よって会社が興味をもって
各日の業務について
何のために残業をしていて
必要な業務ならそれはどれくらいの
時間がかかるのか
 
 
 
これを判断して進めていく
ことで明らかに不正受給と
いうものは少なくなって
いきます。
 
 
 
次のステップは、その現場を確認する
ことですが、これは良い点もあれば
悪い点もあるため、改善しないという
時に検討をすれば良いでしょう。
 
 
 

過度な業務をまかせているのにその業務をするだけの時間を与えないことはパワハラになりかねない

 
仕事の量はとてつもなくある
のに、「残業をしなくて良い」と
帰宅をさせ、
 
 
 
社内のほとんどの人ができる
レベルではないものに対して
「できていない責任を問う」
ということをしてしまうと
 
 
 
パワハラと言われても仕方がない
状況になっている
ため
 
 
 
労働時間の削減をするのであれば
効率化を目指して社内のほとんどが
完遂できる仕事量にする
ことが良いでしょう。
 
 
 
「この仕事量はパワハラではないですか?」
と言われたときに返す言葉がない状態は
危険です。
 
 

本日のブログのポイント
■各従業員の勤怠に興味をもつようにしましょう

 
 
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