■いざというときに一人親方労災保険に加入をしておかなくて良いか検討をしておきましょう
「一人親方だ」というなら何も
しなければ労災保険の適用は
ありません。
一人親方として事業をされている方が
災害に遭って
一人親方労災保険に加入していないと
聞くと筆者は切ない気持ちになります。
一部の現場では一人親方労災保険に
加入をしていないと現場に入れない
ということになっているようなので
そういった場合を除いては、
加入するかどうかはその方の選択と
なります。
ご自身で入っているその他の保険で
まかなうことができれば良いのですが、
事故が大きいほどまかないきれない
部分が出てくることがあります。
家族がいる方は家族が困らないかを考えてみて
なぜ筆者が一人親方労災保険に
入っていないことで切なくなる
かというと
一家の大黒柱が災害に遭って
家族が困る姿を見てきているからです。
困るといってもかなりのレベルですよ。
その時になぜ入っていなかったと
いっても遅いですし、
実は
一人親方労災保険に加入をしていても
補償が低くて家族が困ることがある
ため
家族がいる方は、保険料は高いかも
しれないけれど
人生の計画が崩れるようなことには
ならないよう検討してください。
一人親方労災保険の加入する・しないは
あくまで自由だけれども
後から「何とかなりませんか?」は
何ともならないのでよく考えて
判断をしましょう。
厚生労働省もそのようなことが
わかっているから
リーフレットを作成して周知を
しているものと思います。
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2019年7月2日掲載-869)
※ 写真はリーフレットの1ページ目です