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■「もう耐えられない」と従業員が思ったとき、従業員が持つカードには「一斉に休む」がある

 
高速道路のサービスエリアで
従業員がストライキを起こし
営業をしていないという事態に
至ったことが話題となっていますが、
 
 
 
お盆の時期に多くの利用者に
影響があるからということと
 
 
 
24時間365日営業をするという
契約になっている店舗が休業という
点から特に話題になっているものと
思われますが、
どこの会社にもあることです。
 
 
 
特に従業員のことを考えた取り組み
従業員ファーストがみじんもない
会社が、このようなトラブルに
発展していく可能性が高いのです。
 
 
 

「もう耐えられない」となったときに多くが選択するのは「退職する」のカード

 
報道の事案では社長の経営方針に
ついていけないということで
ストライキに発展したようですが、
 
 
 
経営方針に限らず、人間関係や
仕事の内容、待遇などに
「耐えられない」と従業員が思うと
 
 
 
多くの人が選択するのは
「退職する」というものです。
 
 
 
耐えられないという状況が
創り出され、
退職者が出ること自体が
すでに問題なのですが、
 
 
 
さらにこじれてしまうと
報道の事案のように
「一斉に休む」という
選択肢が出てきてしまいます。
 
 
 
自身にも影響がある状態に
してもなお訴えたいことが
あるということですから
 
 
 
一筋縄ではいかない問題と
なってしまいます。
 
 
 

従業員が求める環境に寄り添うことが解決策の糸口

 
こうなってくると労働基準法が
どうこうという話とは
違う次元になっていることが
多いでしょう。
 
 
 
法令遵守は当然のことですが、
いかに従業員が求めている
環境に寄り添えるか
です。
 
 
 
どうしても寄り添えないという
ことであれば、
経営者としては事業所閉鎖という
選択肢もありますが、
 
 
 
売り言葉に買い言葉では解決しない
上に、次のトラブルを招きかねません。
 
 
 
会社のことを考えてくれる従業員の
組織力はすばらしいものがありますから
そちらを目指すようにしていきたいですね。
 
 

本日のブログのポイント
■従業員との心の繋がりは、窮地に立たされた会社を従業員が自発的に救うこともあります。すべては日ごろの関係性と従業員ファーストがどれくらい実行できていたかによります。

 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2019年8月19日掲載-917)
 
※ 写真はイメージです