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■能率が悪くなってきた従業員をただ辞めてほしいと思ってしまうと労務トラブルのドツボにはまる

 
最低賃金が上がってくると
その審議は置いておくとして
「従業員が出す成果と支払う
給与とのバランスが取れない」
という話がでてきます。
 
 
 
最低賃金を支払ったとしても
一部の従業員はそれに対する
成果を出せないということですね。
 
 
 
そしてその話の続きは、
「退職してほしい」というものに
繋がっていきます。
 
 
 
最低賃金の引き上げに伴う
副作用
というべきだと思い
ますが、
 
 
 
その話題の対象になりやすいのは
高齢者の従業員であることが
多いでしょう。
 
 
 
中には長年勤めた人が話題の
対象となることさえあります。
 
 
 

会社の一方的な判断で退職させることは労務トラブルのドツボにはまる

 
能率が悪くなった従業員は
退職してほしいと会社の
都合だけ考えた人事をしていると
 
 
 
これにまつわる労務トラブルが
発生していきます。
 
 
 
誰しもが年齢を重ねていけば
能率が低下していきます。
個人の努力により改善ができる
ものではありますが、
 
 
 
会社の一方的な判断によって
退職をさせることを続けて
いると
 
 
 
まずは当人との解雇・雇い止め
トラブルが発生し、
 
 
 
それが飛び火して会社の姿勢に
失望をした従業員が会社を
去っていくようになります。
 
 
 
会社に協力しようという人材が
少なくなり、入社しても定着しない
という状況を招き
 
 
 
次々と新しい労務トラブルに
つながってしまうのです。
 
 
 

法令に沿った整備をしておくことと従業員への感謝で環境は作ることができる

 
経営者が会社と経営者自身の
利益だけのことを考えていると
従業員は「そういう会社」と
判断してしまいます。
 
 
 
従業員を優先した考えを
一歩踏み込んで持つようにし、
 
 
 
能率が悪くなったときには
労働条件の変更も含めて
時間をかけて協議するなど
 
 
 
工夫を凝らすことで多くの
従業員が自身のできることを
自覚した優しい就業環境を
作ることができます。
 
 
 
長年勤務したことへの貢献と
いうことも考慮してあげると
良いですよ。
 
 

本日のブログのポイント
■従業員を優先した考えを持つことが優しい就業環境を作りだしていきます

 
 
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※ 写真はイメージです