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■移動時間について「残業代を支払ってほしい」と従業員から言われたら明確な回答をせず検討をしてから答えよう

 
従業員としては、仕事のために
移動をしている時間が労働時間と
ならないことは納得がいかない
のでしょう。
 
 
 
「移動時間について残業代を
支払ってほしい」
という申し出をされて
困ったというご相談が増えています。
 
 
 
特に会社の車で長距離移動をして
いる会社で多い印象があります。
 
 
 
特に会社が頭を悩ませる一言が
「払ってくれないなら移動を伴う
仕事をしたくない」というものであり
 
 
 
そう言いたくなる気持ちも
わからないでもないという
状況が不穏な空気になる
原因でしょう。
 
 
 

「労働時間として給与を支払う」と言えば簡単なことだが、際限なく支払いが増えることも

 
従業員の申し出に対して
まさに満点回答は「支払う」という
ことですが、
 
 
 
仮に裁判所が判断をすることと
なった場合に、
裁判所が労働時間ではないと
判断する移動時間まで支払う
ことになってしまいます。
 
 
 
移動時間について賃金の支払いが
されると
 
 
 
ゆっくり移動してしまう
従業員が一部出てくる
という
副作用が出てしまう会社あります。
 
 
 
生産性向上とは真逆の方向に
なりかねないことから
慎重な検討が必要となります。
 
 
 

従業員への回答はひとまず「保留」ただし必ず後日回答をしよう

 
その時の気分で答えてしまうと
後のトラブルを招くことが
あります。
 
 
 
移動時間の実態を分析して
会社としてぶれることのない
回答をすることがポイント
です。
 
 
 
後で回答をすると言っておいて
いつまでも回答をしないという
ことは、
 
 
 
炎上を招く行為ですから
必ず回答をするように
してください。
 
 

本日のブログのポイント
■自社の移動時間の実態を分析してぶれない回答を導き出すようにしましょう。

 
 
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※ 写真はイメージです