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■運転免許証が失効しているのに会社の車を運転していた場合に処分はどうするか~防止策は会社も管理していくこと~

 
市の職員が自身の運転免許について
更新を忘れていたにもかかわらず
 
 
 
市所有の自動車を運転していたとして
処分された事案の報道がありました。
 
 
 
事故がなかったことが何よりで
きっと本人も気づいたときには
とてつもない緊張感であった
ことでしょう。
 
 
 
このような時に具体的には
なにも起こっていないのに
処分をしない訳にはいかない
という微妙な状況が
 
 
 
会社として頭を悩ませるという
ことになります。
 
 
 

重い処分は難しい

 
報道の事案は、忘れていた職員は
減給処分と公表されました。
 
 
 
一歩間違えたらとんでもない
ことではあるものの
現実的には被害等がない状況を
考慮してのものと思われます。
 
 
 
厳しい処分が難しいというのは
厳しい処分ができないという
ことではなく、
 
 
 
厳しい処分をしたとしても
提訴をされると無効になることが
考えられる
ということです。
 
 
 
それでもなお会社としては
厳しい姿勢を見せたいという
ときには
 
 
 
リスクを承知の上で厳しい処分に
踏み切るということになります。
 
 
 

会社で管理することが防止につながる

 
従業員が会社所有の車を運転する
ときには、
会社が運転免許証の有効期限を
管理する
ことも良いでしょう。
 
 
 
社有車を有効な免許証なく運転を
していたということになると
 
 
 
何か事が起きたときには
会社も巻き込んでの大問題に
なることも考えられることから
 
 
 
更新の都度、コピーを提出して
もらって少なくとも期限については
大丈夫な状態にしておくことが
お勧めです。
 
 

本日のブログのポイント
■免許証の更新をする都度、会社がコピーを提出してもらって管理をすることは、有効な免許証がない状態で社有車を運転するという危険な状態を回避することができます。

 
 
お問い合わせ電話番号:052-414-5603(2019年10月14日掲載-973)
 
※ イラストはイメージです